【どう見せるか、の提案】仕事をしている全ての人に見てほしい イッセー尾形「妄ソー劇場」その3 2019 in 京都 レポート
2019年10月26日更新
イッセー尾形「妄ソー劇場」その3 2019 in 京都 行ってきました。
思考の柔軟性
は本当に勉強になりました。
「どう見せるか」を意識することはとても大事ですね。
常連の方には当たり前だと思いますが、
初めて見て感動した素直な感想を書きます。
1 どう見せるか。
劇場に入る前から
「どう見せるか」
がとても考えられていました。
見せ方ってとても大事ですね。
2 ポスター
ポスターには今回の講演のヒントが隠されています。
まず、劇場前でポスターを観察するところから始まります。
演目の内容を予想する楽しさがあります。
3 劇場アナウンス
開演前の劇場アナウンスは
イッセー尾形さんによって行われます。
ここから世界が作られます。
4 開演前の舞台
開演前に豪華なイスが置かれています。
ここにイッセー尾形さんが座るのかなーと
想像できます。妄ソーですかね?
でもこのイスにも仕掛けが、、
5 登場
完全なる暗闇からの登場です。
これも直接見に行って体験してください。
6 衣装チェンジ 一番のみどころだと思う。
有名な話ですが、
演目と演目の間の衣装チェンジを
舞台上で行います。
メイクをするところ
水を飲むところ
そして着替えるところまで
全て見えます。
でも、見えていることによって
次の演目へのワクワク感は増していきますし、
何より飽きませんし、冷めません。
舞台裏で行うのが当たり前の衣装チェンジ。
これを舞台上でやるという発想の転換。
衣装チェンジまでエンターテインメントにしてしまうなんて。
この柔軟な発想は見習いたいです。
7 幕間の音楽
音楽もとても工夫されています。
次の演目のヒントにもなるんです。
8 終演後に演目名がわかる
これは、私は知らなくて見逃してしまったのですが、、
イッセー尾形さんの一人芝居では、
各演目の題名がわかりません。
また、小道具や舞台セットも本当に必要なものだけです。
ということは
見ている人は
場面設定などが
イッセー尾形さんの演技の中で
だんだんとわかってくるんです。
なるほど、そういうことか。
なるほど。の積み重ね。
見ている人はどんどん引き込まれます。
9 次回の京都公演
2020年10月30日〜11月1日
絶対に行きます。
満席で補助席まで出ている状況だったので、
ぜひチケット購入のご準備を!!